高校入試試験

私が高校に進学したのは今から約20年前。中学校での成績は比較的良かったので、ある私立高校の学校推薦をもらうことができ、その私立高校を第一志望として受験に臨むことになりました。試験といっても筆記試験はなく、面接のみの試験です。当然、面接に力を注がなければなりません。受験の前から中学校で、先生との面接の練習を繰り返していました。
そして、いよいよ面接の日がやってきます。これまでに繰り返し行ってきた先生との面接の練習がある程度の自信となっていたので、多少の緊張はありましたが軽い足取りで試験会場となるその高校へ向かいました。
試験会場となる高校へ無事到着し、控え室に案内された私は指定された座席で静かに面接の順番が来るのを待っていました。
面接方式は個人面接です。控え室で待つ受験生が1人ずつ呼ばれ、控え室から姿を消していきます。指定された座席の順番と呼ばれる順番は順不同のようで、いつ自分が呼ばれるか見当もつきません。控え室の座席を埋め尽くしていた受験生も次第に減り始め、空いた座席も徐々に増えていきました。
そんな中、私は一刻も早く順番が来ないかと焦り始めていました。私の腹部に異変が起こり始めていたからです。締め付けるような痛みが定期的に私の下腹部を襲ってきます。その痛みも徐々にひどくなり、また襲ってくる間隔も短くなってきました。